「飛騨の匠」を素材・技術・計画・不動産の融合で全国に発信したい。
私は12年前飛騨高山に帰り、株式会社井上工務店に入社し、飛騨の里の国指定重要文化財「旧若山家住宅」の復元工事に現場代理人として約3年間携わらせていただきました。ちなみにこの建物下にある国重文旧田中家は、昭和46年、井上工務店が初めて公共工事を行わせていただいた現場でした。この工事を通じて強く感じたことは、5400もの部品を忠実に復元した「飛騨の匠」と呼ばれるこの大工技術のすばらしさと、この技術をできるだけ後世に受け継いでいく必要性でした。
それから、こうした茅葺き・クレ葺き工事は勿論、様々な形で飛騨の木造住宅に携わらせて頂きました。
その後、井上工務店が多く手がけさせていただいている「賃貸住宅」の分野において、2004年より賃貸仲介・管理を行う子会社「飛騨プロパティマネジメント」の運営を任され、高山市・各務原市において2店舗の「アパマンショップ」の開設、市営住宅指定管理者の受託などを進めて参りました。
そして、飛騨という森林資源と飛騨の匠と呼ばれた大工技術継承を、建築設計という視点からも共有していただいている、飛騨でも有数の設計実績を有し、高山市伝統的建造物群保存地区保存審議会委員として、飛騨の匠技術の保存に造詣をお持ちの株式会社西建築設計事務所代表の西久樹氏との出会いにより、この3社でのコラボレーションをぜひ実現したいという機運をもち、「as-hida 飛騨高山スタジオ」としてスタートすることとなりまとした。
このスタジオは、時代に合った家造りをしてきた我々が、日本人の持つ「住」に対する思いを飛騨の匠として再度発信しお応えしていきたい、ということにつきます。
更にこの思いは「自己所有住宅」に対する提案にとどまらず、「商業建築」や「文化財、社寺仏閣」「賃貸住宅」についても考えていくこととしました。
私自身、そして、当グループの2社がそれぞれに積み重ねて参りました「飛騨の匠の家造り」「これからの賃貸経営のあり方」のノウハウを存分に出させていただき、全国に出向いて「低コスト・高品質の家を、持ち家・賃貸に関わらず御提案」させていただきます。これからのas-hida 飛騨高山スタジオに是非ご期待下さい。
as-hida 共同代表 井上 正博 西 久樹 井上 正